
久しぶり、フィルムカメラ de 散歩
久しぶりにフィルムカメラを持ち出して、近所を散歩。いつの間にか高層マンションが沢山できている。このあたり、国鉄の時代の機関区だったらしく、やたら広大な土地がそのまま手つかずに残っていたらしい。引っ越して来たときは、駅舎は平屋で木造だったし、ホームに渡る跨線橋の床も木張りで、歩くとゾロゾロと踏み音がしてた。近くの線路際には旅客を出迎えるような大きなこけしの塔もあったな。いつの間にかサビ朽ちて無くなったけど。今や、田舎の雰囲気は全くなく、欧州のオシャレな家具屋があったりで、街の装いは都会のよう。
フィルムが高い。現像代も入れると1本で3千円くらいかかる。フィルムから直接現像するともっとお金がかかる。でも、撮ったフィルムは電子ファイルにする。レタッチしたり、プリンターで印刷したり。ただの記録なら、わざわざお金をかけてフィルムで撮る必要はないだろう。無駄にシャッター切れないし、デジタルにように手元でイメージどおり撮れたかも確認できない。それでも、フィルムカメラで写真を撮るのは、カメラそのものを触っていたいから。それと、カメラと向き合って真剣勝負をするような、そんな高揚感もある。…….. しかしda…..撮った写真は、だいたいボツ 涙(現像代がもったいないよ、と心のなかで叫びつつ)。
持ち出したカメラは数年前に状態が良さそうなので中古で購入したLica CL。露出計は少し怪しいけど、きちんと作動するし、距離計も生きている。Leitz Minolta CLと同じものだけど、カメラ本体にはLeica CLの文字。レンズはLeiz Minolta CLのほうのMinolta Rokkor ライツ社とミノルタのコラボのことや、このカメラの魅力はいろんなところで説明されているので割愛。Mマウントのレンズを使えるレンジファンダーのカメラとしては、一番小さくて愛着を持ちやすい。そのせいか、巷ではまだまだ任期があるらしい。本体の側は薄くてベコベコだけど。
Leitz CL M-Rokkor 40mm F2 Fujicolor 100/36 (Lightroom Classicでレタッチ、BW変換)










