Culmigon 35mm F4.5
暗いし、シャープじゃないし、なんとなくボワっとしてるから、シュテインヘイルの中でも人気ないレンズかも知れません。でも、好きなんです。35mmなのに小さくて軽くて、軽やかで、なんとなく憎めず可愛らしい。古いレンズに惹かれたのもこのレンズから。写りよりもモノとしての雰囲気が好きで、ココからこのWeb page名付けた。線も緩やかだし、解像度も良くない。発色は薄めといういうが、少しクセがあって、自分的にとっては色乗りがいい。特に電灯とか人工光の温かい色の掴み方は他のレンズにはない雰囲気。光を優しく包んでくれるようなレンズだ。
Steinheil München Culmigon 4.5f/35 mm / Shoten m42-C.R. / EOS R5
























CulmigonはExaktaマウントもあるけど、こちらはM42マウントなんでミラーレスカメラには使いやすい。レンズ構成は4群4枚といたってシンプル。所有レンズの由来は良くわからないけど、おそらく1960年代前半の製造ではないかと。アルミ削りだしで、鏡筒はキズひとつなくピカピカ。大切に扱われてきたのかな。絞りにクリックがなく連続しているけど、慣れるとかえって使いやすい。