Tessar 50mm F2.8

Tessar 50mm F2.8

Carl Zeiss Jena DDRの定番レンズ。3群4枚のシンプルな構造で、長きにわたって標準レンズとされてきた。同じ構造のレンズはたくさん生産されてきた。シンプルだけど、スッキリハッキリした構造ということうことなんだろう。呼称は「鷹もの目レンズ」、開放からシャープでカリカリ……..

と言いたいところだが、今の水準では線の柔らかいレンズだ。もっとカリカリのレンズはたくさんあるし、おそらくEF50 F1.4のほうが写りはシャープだ。だが、なんとなく柔らかい雰囲気の…..、それが古レンズの魅力。JenaのTessarは3本所有していて、これはアルミ+真鍮のシルバーボディ、銀の筐体に赤いTマークが格好いい。*のないTはシングルコーティング、逆光にもまああ強い。ID番号は37から始まるので、1955年頃の製造か。所有しているTesserのなかでは一番古い。

入手時、レンズは綺麗だったが、筐体は光沢なくどんよりしていたので、ピカピカに磨き上げた。おかげで結構目立ちます、、、、。Tessarは最短35cmくらいまで寄れるけど、ヘリコイド付きのPixcoのアダプターをつければ5 cmまで寄れる。

Carl Zeiss Jena Tessar 50mm T / Pixco M42-EOS R・M / Eos R5

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